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    僕らの音楽、MUSIC LOVER 

    「TONE」を聴きながら、あれこれ考えあぐねていましたが、
    「僕らの音楽」での2曲を聴いて目が覚めました。


    あの2曲を聴いて、良かったとか素晴らしかった、とは私には言えません。
    単にハモリがどーの、と言う問題じゃないんです。

    けれども、「Music Lover」での「WHY?」と「B.U.T」は
    素晴らしかったです。本当に。
    じゃあ、この2番組でのパフォーマンスの一体、何が違うかというと
    「自分たちの表現」にしているかどうか、という点。


    そんな時に思いだしたのが、ユ・ヨンジンさんが嘗て韓国の
    インタビューで語っていた内容。
    過去記事でもご紹介させて頂きました。
    コチラ
    リンク先の元記事


    実は、この記事を読んだ時、東方贔屓だったわたくしには、
    ヨンジンさんの言っている意味がさっぱーーーーり理解できませんでした。
    わたしの中でのこの記事は、「BOAは天才、東方神起は努力家」という風に
    変換して受け止めてしまったぐらい、インパクトがありました。
    でもその理由は「?」。

    ヨンジンさんの才能を非常にリスペクトしていましたし、
    なんといってもSMEのヒットメーカーですから、その言葉の重みは相当なもので、
    「先生がそう仰るならそうなのだろう、でもあんなに上手いのにーー。」
    って思っていました。

    その後、ああそういうことか・・・と思う機会はその折々であり。
    今回の「僕らの音楽」と「MUSIC LOVER」でのパフォーマンスの違い
    というのも、端的にそのことが表れているケースだと思います。


    2週間のプロモーション期間に多くの仕事をこなさなくてはいけなくて、
    そんな中で、良いコンディションを保てないのも、他人の曲を、それも
    外国語で歌わなくてはいけないというハンディがあるのは、百も承知!

    だから、多忙なスケジュールで、万全なコンディションを維持できない時には、
    「声で聴かせる」という点でもひとつハンディを抱えてしまうから、尚更しっかりと
    譜読みをしてフレージングの解釈をきっちり行って表現を作り上げていかないと、
    歌の出来そのものや表現が曖昧になってしまいます。
    「Duet」もアルバム曲だからか、まだ歌いこみが足りない感じでした。

    声のコンディション、どこがイマイチなの?
    って思われた方も多いかも。

    でも、僕らの音楽はとにかくコンディションが良くなくて、
    歌以前に、そもそも声が全然出ていません。
    思ったように声が出ないから、力んで喉で無理やり声を出していて、
    見ていてハラハラしたし、無理しているのが丸わかりでちょっと辛かった。<喉に負担が掛かり過ぎ!
    曲がバラードということもあって、好調の時と比べると声の伸びや深み、
    響きが足りなくて、声が平板になってしまっているのが曲の要所要所で
    目立ってしまうのです。

    なのに、同じくハードなスケジュール中の「MUSIC LOVER」では、ダンス曲を
    披露していますが「WHY?」と「B.U.T」のパフォーマンスの見事なこと!!

    「WHY?」は、いつどこで見ても、「こう表現したい」というヴィジョンが、
    歌とダンス共に、極めて高い水準のパフォーマンスで再現されていて、
    表現や出来に曖昧さの入る余地なんて微塵もありません。
    もう、これは殿堂入の作品決定だと思ってます、私は。

    「B.U.T」も、アルバムのプロモーションで既に何度も披露していますが、
    こういう風に見せたい、表現したい、というヴィジョンの明確さという点では、
    「WHY?」同様に、パフォーマンスのどの部分でも迷いがありません。
    特に、「MUSIC LOVER」の「B.U.T」は、数をこなして余裕が出てきたのか、
    ダンスや歌だけじゃなくて、挑発的だったり、わっるーい顔をしてたり、
    という振付要素といいますか演出要素まで全方位的に万全でした!!


    奇しくも、「WHY?」も「B.U.T」も、SMEのユ・ヨンジンさんの作品&ディレクション
    なわけですけれど、今回のこの出来の差は、即ち作品そのもの差・・・といよりは、
    世間に披露するまでの準備にかける時間の差の問題なんだと思うのです。

    特に、ヨンジンさんの曲というのは、作り手が超絶ヴォーカリストですから、
    こう歌うのだという表現の意図が明確ですし、特に2人体制になってからは
    「表現に曖昧さ」の入る余地が無くなるほど徹底して訓練され、完璧に
    出来るようになってから活動に入っているんですよね。
    やはり、そういう事前の準備というのが、コンディションとかハードスケジュールで
    レッスンの時間が取れないとか、色々なことで思うようにならない局面では、
    尚更、入念な準備が「マイナス要素」を補う効力を発揮するのだと思います。


    それと比べれば、「僕らの音楽」での、「夏の終わりのハーモニー」は、
    他人の曲ですし、そこまでの準備期間は設けられないのは無理もないこと。
    同じアルバムの曲の「Duet」だって、限りある時間の中ではダンス曲の「B.U.T」の
    方がメインの活動曲的な位置付けでより多く時間を割いてレッスンをしたと
    いうことなんだと思うんですね。

    けれども、やはりその差はこういう形で露呈してしまう。

    東方神起は、ヨンジンさんのインタビューの記事にあるように、
    『どこでリズムの強弱をつけ、どの部分でリズムをスピーディにするかなどを正確に把握している』
    『BoAは作った本人より楽曲の解釈能力が卓越していて驚きました』と、作曲家本人に
    云わしめるような才能に恵まれていたわけじゃなくて「音楽について悩みながら成長している」
    努力の人たちなんだな・・・ということが腑に落ちるんですね。
    厳しいことを言うようですが、もし、楽曲解釈に優れていたら、初見だろうが練習時間が
    少なかろうが、「もっと歌える」はずだし、更に「自分たちの表現」に昇華できるんです。

    彼らって、要領の良さとか、センスで補うなんて気の利いたことはなくって、
    それこそ、ひとつひとつを着実に不断の努力で身につけてきているから、事前の準備が
    万全なものは何の問題もない素晴らしい出来で、練習が不十分なものは不十分なままに
    しか出来ていないという、実に分かりやすく直球ストレートな真っ正直な人たちだなあ
    ・・・と、改めて思いました。

    でも、だからこそ尋常じゃない頑張りっぷりとか、ストイックな努力の跡が、
    彼らのパフォーマンスに真っ正直に露われていて、彼らの何の衒いもない真直ぐさが、
    見る人の心を惹きつけるんだろうな、とも思うのです。
    「東方神起の魅力って何?」って言われて、ストイックなところ、いつも全力投球なところ、
    みたいな答えがファンから返ってくるようなアイドルとかアーティストって、
    他にはあんまりいないような気がします。


    音楽に於ける正義って、如何に素晴らしいパフォーマンスを実現できるか、
    ってそこだけにあるはずなんだけれど、東方神起の場合ってそこのみで評価する
    というスタンスを貫けないっていうジレンマを観賞者にもたらすんですよね。
    いつもいつもいつも、情とのせめぎ合い・・・。

    今回の「僕らの音楽」だって、その全力投球ぶりだけにフォーカスをして、
    他のことを見ないふりをすれば、素晴らしかった!!って言えるし、
    トークも楽しくて、東方神起の魅力に溢れた素晴らしい番組になっています。
    でも、私はあの歌を「良し」とできない以上、やはりその一線は明確にすべき
    だという立場を貫かなくてはいけないと思っています。

    だって、ユノとチャンミンは外的な要因さえ整えば、ちゃんと出来るんですから。
    日本の4thツアーの時に感じた、「このままツアーが続いたら、大化けするな」って、
    感じたあの続きの成長の軌跡が見られることを、私は既に確信しています。

    やはり日本の活動って、プロモーション前提だから、パフォーマンスという点では
    色々な難しさを抱えているなあ・・・と思いました。
    僕らの音楽が良かったと思ってる方、水を差してしまってごめんなさい。
    でも、ユノとチャンミンの歌って、あんなもんじゃないんです!!
    もっと「二人の表現」の精度は高められたはずなのです。

    次のシングルはバラード、ということですが・・・。
    活動曲だから、ちゃんと時間を取ってくれるって信じてもいいのか、
    それとも、プロモーションというハードスケジュールの罠に陥るのか、色々と心配・・・。

    コメント

    あやんさん
    お待ちしておりました!
    TONEについていつ記事があがるかな~
    と日々パトロール

    で、本日の考察、まず、2008年のヨンジンさんの記事、とてもとても興味深く読みました。
    「何が何でも自分の曲がアルバムに収録されて欲しいとかタイトル曲になって欲しい」という俗念を捨てなさいとアドバイスした」というところにも反応してしまいました。(このアドバイスを活かしていたら・・・言いますまい)

    日々ついつい涙しながらDuetを聞き、
    夏の~はNHKホールで陽水と安全地帯を
    聞いたので、大拍手とはいきません~

    ミニペン仲間もやはりハラハラしたと
    申しておりました。

    でも愛おしい。

    情とのせめぎ合いとは
    言い得て妙な表現だと頷きました

    TONEのレビュー楽しみにしておりMAX!
    • [2011/10/09 23:19]
    • URL |
    • ちぇごさんぐん
    • [ 編集 ]
    • TOP ▲

    Re: タイトルなし

    ちぇごさんぐん さん

    お返事&TONE感想、大変お待たせいたしました。
    日々パトロールして頂いて恐縮です。

    ユノとチャンミンはいつ見ても「一生懸命」なので、
    まあいっか、と思ってしまいそうになったり
    その「一生懸命」を全力で貫いてくれるから、
    こんなもんじゃないよね、と思ったり・・・

    その意味でも、せめぎ合いだったりします。
    でも、今回のアルバム大好きです。

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